ボルトがなめた(泣)外れないボルト(ネジ)の対処と直し方。おすすめ工具いろいろ

未分類

不安と焦り、イラだちのせいで、どんどんなめてしまったそのボルト。。

一旦やめましょう

それ以上続けてもひどくなる一方です。

そのボルト(ネジ)はもう一筋縄ではいきません。

とりあえず一旦やめませんか?

道具や工具を一旦整理して、一旦そこから離れましょう。

タバコ吸うなり、コーヒー飲むなりしましょう。

今作業が中断してしまい、スマホで必死にしらべている方。。

参考になれば幸いです。

回らないボルト(ネジ)を回す(外す)方法

回らないものを回す方法はいくつかあります。

・ネジ山をブラシする(ゴミをかきだす)

・潤滑剤を付ける。

・輪ゴムや何かを噛ます。

・ワンサイズ大きい工具を加工(削る)しきつい工具を作る

・ボルト切り込みを入れタガネなどで叩く

・溶接して回す(部品、または工具)

・熱で炙る

・破壊する(ドリルや専用工具)

・専用工具(逆ネジ、ネジザウルスなど)

あと、今みたいに5~10分くらい休憩すると解決方法を思いついたり

急に回ったりします笑

動かない原因を考える

基本的にはボルト(ネジ)の締めすぎか

ネジ面摩擦が強固になっています(固着。錆びています)

ネジ山部分の汚れを取ったり、潤滑材を使って接触抵抗を少なくするのが一般的ですね。

また、反対側のナットが空回りして取れない状況になっている場合があります。

効果がありそうなものからやっていく

ダメで元々です。効果がありそうな事からやってみます。

ネジ山をブラシする(ゴミ、錆をかきだす)

ネジ山に錆やゴミがあるとうまく回りません。
届くようであればまずはブラシをして汚れをかきだしましょう。

ブラシはワイヤーブラシがおすすめです。

相手の素材をあまり痛めたくないなら

塩ビ製の万能タイプがオススメです。

歯ブラシでもOKです。

潤滑材を付ける

基本ですね。良くおまじないなんて言われます。

作業する前日や数時間前にやっておくのが特にオススメ。

吹き付けたあとに

ボルト(ネジ)を軽くハンマーなどで叩くと

潤滑材が奥まで浸透してくれます。

吹き付け後はしっかり時間を置くことが重要です。

吹き付け側にゴム製品がある場合は、ゴムを傷めないよう

シリコンスプレーがオススメです。

 急いでいるときは

工具が接触するところは脱脂して取り掛かりましょう。
(工具が滑っては意味がないため)

 急いでいるときに潤滑材がないときは

ツバでなんとかなる時もあります。やらないよりはましです。汚いですけど

潤滑スプレーのオススメはラスペネです。。!

ワコーズのラスペネ

「アサヒビール」みたいなものですね。

これにしておけば間違いないです。

潤滑材についてお気に入りの動画↓

ラスペネについてお気に入りの動画↓

輪ゴムや何かを噛ます。

良くテレビなどで紹介されている方法です。

工具と母材(ボルト、ネジ)の間にゴムなどを挟み回します。

プラスネジやマイナスネジですと

回す力より押しつける力の方が大事になります。

僕は古い車の自動車整備で回らないボルトやネジによく遭遇します。

そういった場面で、これで回せたときはありません。

家具やDIYには効果があるのでしょうか。。参考までに

ワンサイズ大きい工具を加工

ワンサイズ大きい工具を削って、少しきつい状態にすることができます。

スパナや六角など。急いでいて工具がないときなど。

モノづくりあるある 「ないものは造れ」 です。

ボルトに切り込みを入れタガネなどで叩く

サンダーや、タガネなどを使い引っかかる場所を強引に作ります。

その後叩いて回しますが、変形することがあるので注意が必要です。

溶接して回す

動画3:30~

なめたボルトにナットを溶接し外します。

今は炭酸ガスや三相の電源がなくても

ガス不要、家庭用電源で簡単かつ十分な溶接ができます。

熱で炙る

温度サイクル 熱膨張、収縮により緩みやすくする方法があります。

自動車のマフラーを外す際に知りました。

暖気してから熱いうちに外す方法です。

しかし材料によっては凝着現象がおきたり、割れやすくなったりするようで

参考までに

プラスチック製品や硬質ゴム?をはめ込む際に

ストーブなどで少し温めるとすんなり入ることがあります。

破壊する

最終手段です。

鉄鋼用ドリルで、ボルトに穴を空けていきます。

ボルトを削ってなくす イメージです。

母材側にネジ山(めねじ)がある場合はネジ山を作り直します。

穴をあける ドリルビットセット

最初に小さい穴をあけて

そこからサイズを大きくして

穴を広げていきます。

ネジ山をつくる タップ

母材側にネジ山があり、ネジ山壊してしまった場合は

タップハンドルを使いあらたにネジ山を造ります。

ネジ山をつくる時の穴(下穴)の大きさは

例 M10が入るネジ山をつくりたいときは 下穴8.5mmをあけます。

シンワのスケール。裏側には下穴の表があるので便利です。

ナットを壊す ナットブレイカー

丸の中にナットいれて

締めていき

ナットを壊します。

割るナットの大きさ(二面幅)によって

工具のサイズが変わりますので

二面幅を確認します。

専用工具を使う

詳細はURL先で確認できます。

プライヤーで固定する

バイスプライヤーは物を挟み、その状態で固定することができる工具です。

強く固定した状態で

滑らないよう慎重に回し、外します。

ネジザウルス

(株)エンジニアのネジザウルス

垂直に挟んでネジをまわします。

先端の挟む箇所の溝が縦になってますので

グリップがきいて回しやすくなっています。

(株)エンジニアの特設ページでは、他にも色々な工具が紹介されてますので

今必要な工具が見つかるかもしれません。

ショックドライバー

叩く力 を 回す力 に変える工具です。

ネジにあてがいながら、ショックドライバーをハンマーで叩きます。

叩くとネジに、押し付ける力と回る力が加わります。

場所によってはやりすぎるとネジ周辺が変形しますので注意が必要です。

逆ネジ

なめてしまったボルトやネジに少し穴をあけて

その穴に、左回転で食い込む工具(逆ネジ)を使い外します。

リコイルヘリサート

リコイルは損傷したネジ山(めねじ)を再生させたり、補強として使います。

特殊工具ですので、セットで揃える事をオススメします。

オススメ動画↓

超COOLな動画↓

ナットツイスター

ソケットが特殊な形をしていて

回すとボルトに食い込むようになっています。

ボルトは再利用不可となります。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました。

どうでしょう。。外れそうでしょうか。

ボルトやネジで適した工具が変わってきますが参考になれば幸いです。

5分~10分くらい休憩すると、違うこと思いついたり

外れなかったのが急に外れることもあります。不思議!

無事外れるとイイデスネ!!

タイトルとURLをコピーしました