ジムニー(JA11)でエンジンのかかりや、吹けが悪くなる原因は様々あると思います。
その中でメジャーなデスビ交換をして修理したお話です。
自分のジムニーは雨の日にエンジンのアイドリングが安定せず坂道が登れなくなります。
雨の日に乗れない車って。。。と当時悩まされてました。
でも!
デスビ交換したら治ったんです。
このデスビ(ディストリビューター)是非一度確認してみてください。
デスビ
デスビはここです。

デスビは点火系の部品です。
火花点火内燃機関の点火装置を構成する部品のひとつで、点火電流を各気筒の点火プラグに分配する装置である。
Wikipedia
この部品は消耗品です。
部品が摩耗したり
ゴムが劣化して水(湿気)が入ると
エンジンがかかりづらくなったり
アイドリングが不安定になったり
吹けあがりで息継ぎしたり
低速でもたついたり
します。
ノッキングとか異常燃焼とか。。もう色々です!
それのどれかでここを交換すればもしかしたら治るかもしれません!そんな話をしようとしてます。
交換
湿気が入ってはいけないっ…!!
とても精密な部品だからプロに任せないと・・・
全然です。簡単です。ポン付け終了です。
なんなら水の侵入が原因ならもう入ってる訳ですからさっさと外してふき取りたい。
二つのボルトを外しますがそれはドライバーではなくソケットでやってください硬いから!
1.

今回使う部品です。
・ロータアッシ 33310-85570 赤いの
・パッキン 33324-86510 ゴム
・ボルト 01580-05203
2.
ボルト2カ所外します。
古い車なのでボルトが固着している可能性が高いです。プラスドライバーではなくソケットを使います。
作業前日に556、もしくはラスペネをかけといた方がいいと思います。
ガチな方、ラスペネです。
3.

すべての交換部品とご対面です。矢印三つを交換します。
ここが湿気厳禁の場所になります。
4.
赤い部品 引っ張れば取れます。
wifiマークみたいなところが劣化してると交換時期です。
5.
ゴムの交換です。湿気が入らないようブラシなどで掃除しましょう。
使っているのはコンヨの塩ビブラシです。万能ブラシです。こちらもオススメでございます。
6.

わーい
7.

デスビキャップ交換です。コードは引っ張ればとれます。
元にあった場所と同じ場所に、コードを付をつけましょうね。

wifiのマークがこの鉄の突起をギリギリを通ることでスパークが起きるようです。
中は湿気厳禁納得です。
それにしても突起部分ボロボロです。交換時期はとっくに過ぎてるご様子でした。
8.

戻して終了
締め付けトルクは20~40N・mと思われます。感覚でいいと思います。
自分は控えめにキュッ!
ジムニー乗りだけでしょうか。とれる より とれない 方が怖いです。
使った工具はトネビットラチェット
内容29点 は延長ビットホルダーがあるので今回の作業はやりやすいと思います。
※別でソケットを用意する必要あります。
エンジンのアイドリングとか吹けとかが変であれば
点火系を疑ってみましょう!
自分整備士じゃないです。自己責任でお願いします♪
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