巻上に使う製品「カンキット」 の付属商品や注意点
カンキットの支柱を刺す場所などを紹介します!
カンキットとは

「カンキット」はハウス横側のフィルムを巻き上げて換気する資材です。
写真の青い製品が「カンキット」になります。
フィルム側にあるパイプが「カンキット」を回すと回転して、フィルムを巻き上げていきます。
「カンキット」を支える支柱のパイプも必要です。

外箱はこのようになっています。
カンキットは二種類の製品がありギア比が違います。
商品名 | カンキット101 | カンキット104 |
奥行 | 50m | 50m 100m |
開口幅 | 1m | 1m 1.5m |
減速比 | 1:1 | 1:4 |
ハウスの奥行が長くなるにつれて巻上しずらくなります。
50m近くになる場合はカンキット104を選ぶのがおすすめです。
開口幅は奥行きが長いとわかりませんが、掲載以上に上がります。
ですが巻き上げと同時に「カンキット」も上がってしまいますので、手が届くところまでしか上げられない感じです。
カンキットの部品一覧

部品を確認しました。
本体

写真から見える穴に「カンキット」を支える支柱のパイプが入ります。
支柱のパイプ径は19mmか22mmのパイプを使います。 (25mmは使えません)
ハンドル

手で回す部分のハンドルです。
ボルトナット

ハンドルと本体を繋ぐボルトナットです。
ナットの内側にはナイロン加工がされていて締めてあと緩みづらくなるようになっています。

19mm用スペーサー

フィルムが巻き付く側のパイプ径は 19mmか22mm が使用できます。
19mmのパイプを使用する場合はこのスペーサーが必要になります。
↓がスペーサーを取り付けた様子と外している様子です。


パイプは写真にある2本のボルトを締め込み固定します。
なるべくパイプが真ん中にくるよう均等に締め付けます。
取付方法

- フィルムを巻きつけるパイプを準備しておく。
- 「カンキット」の支柱を地面に刺す。
- 支柱に「カンキット」を入れる。
- 「カンキット」とフィルム側のパイプを固定する。

「カンキット」とパイプの取付には10mmと13mmのスパナが必要になります。
「カンキット」の支柱をさす位置

支柱の位置は地面に刺さっているアーチパイプと同じくらいのところに刺します。

アーチパイプの位置を確認して
ハウスの間口(妻面)から20cm~30cmくらい離れた所が目安になります。
カンキットがハウスに干渉しなければ問題ありません。
ハウスは上に行くにつれて湾曲していますので、それに合わせてほんの少しだけ斜めにパイプを刺すのがポイントです。

画像のようにハウスから離れたところに「カンキット」の支柱を刺してしまうと
矢印のところのフィルムが浮きやすくなってしまい、風がはいってしまいます。
少し極端な話でそんなに気にする必要はないと思いますが参考にしていただければ幸いです。
製品の仕様変更等あるかもしれませんので参考程度でみていただければ幸いです。
ご覧いただきありがとうございました!