巻上に使う商品「カンキット」 の付属商品や注意点
カンキットの支柱を刺す場所などを紹介します!
カンキットとは

ハウス横側のフィルムを巻き上げて換気する 巻上換気に使う資材です。
写真の青いやつですね。
フィルム側のパイプを巻き取りパイプ
支柱のパイプをガイドパイプ
と呼んでいます。
箱、中身はこのようになっています。
カンキットの部品一覧
各部品を紹介します。
カンキット本体

本体です。
画像から見える穴にガイドパイプが入ります。
ガイドパイプは19mmか22mmのパイプを使います。 (25mmは使えません)
内部は歯車(ギア)ですので落とさないよう注意しましょう。
ハンドル

ハンドル止めネジ

本体とハンドルを止めるネジ(ボルトナット)です。
ナット内側にはナイロン加工がされていてゆるみ防止になっています。

19.1用スペーサー (巻き取りパイプ側のみ)

巻き取りパイプは19mmか22mmのパイプを使います。(25mmは使えません)
19mmを使う場合はこのスペーサーを使います。
19mmの場合 22mmの場合
フィルム側のパイプは上の画像でわかるように、二本のボルトで固定します。
パイプが中心になるよう、なるべく均等に締め付けましょう。
取付方法

- 巻き取りパイプを取り付ける場所の地面に置いて準備しておく
- ガイドパイプを刺す
- カンキットを入れる
- 巻上フィルムを張る
- カンキットと巻き取りパイプを取り付ける
- フィルムと巻き取りパイプを固定する。
- フィルムがばたつかないようおさえる(マイカセンなど)
です。
気になる箇所や注意点

気になるところや注意点を紹介します。
カンキットの種類
カンキットは二種類の商品がありギア比が違います。
用途にあわせて選びます。
商品名 | 奥行 | 開口幅 | 減速比 |
カンキット101 | 50m | 1m | 1:1 |
カンキット104 | 50m 100m | 1.5m 1m | 1:4 |
奥行があまりなければ開口幅がふえますが、巻上の際カンキットも上がっていきますので
手が届く所までしか上がりません。
奥行が長くなるにつれて巻上しずらくなります。
50m近くになる場合はカンキット104を選ぶのがおすすめです
ガイドパイプの刺す位置
ガイドパイプの位置は地面に刺さっているアーチパイプを目安にします。
ハウス妻面側からは20cm~30cmくらい離れた所が目安になります。ここはカンキットがハウスに干渉しなければ問題ありません。
アーチパイプを目安 20cm~30cm目安
ハウスは上に行くにつれて湾曲していますので、それに合わせ少し斜めにパイプを刺すのがポイントになります。
ガイドパイプの位置が悪いと・・・

画像のようにハウスから離れたところにパイプガイドを刺してしまうと
矢印のところが浮いてしまい、風がはいってしまいます。
取付に必要な工具

取付には10mmと13mmのスパナが必要になります。
最後に

初めて奥行が長いハウスの巻上を見たときは、よくできてるなあと感動しました。
参考にしていただければ幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました<(_ _)>