工事現場の車両搬入経路や臨時駐車場などの
不整地に敷く「樹脂製敷板Wボード」を確認してみました。
Wボードとは

「Wボード」は(株)ウッドプラスチックテクノロジーの製品で樹脂でできた敷板です。
鉄の板よりも軽く切断もできるため注目されています。
自衛隊などにも納入実績がある製品です。
(株)ウッドプラスチックテクノロジーの敷板製品には農業用向けの敷板もありあます。
製品のラインナップ
製品のラインナップです。
左から
製品名、寸法幅、長さ、厚み、凸が表面のみか両面か になっています。
製品名 | 幅(mm) | 長さ(mm) | 厚み(mm) | 表面(mm) | 重量 |
Wボード48 | 1,219 | 2,438 | 15(13+2) | 片面凸 | 39kg(±5%) |
〃 | 20(5+13+2) | 両面凸 | 〃 | ||
Wボード36 | 910 | 1,820 | 15(13+2) | 片面凸 | 21kg(±5%) |
〃 | 20(5+13+2) | 両面凸 | 〃 | ||
Wボード1m×2m | 1,000 | 2,000 | 15(13+2) | 片面凸 | 27kg(±5%) |
〃 | 20(5+13+2) | 両面凸 | 〃 | ||
軽量Wボード48 | 1,219 | 2,438 | 13(8+5) | 片面凸 | 25kg(±5%) |
〃 | 18(8+5+5) | 両面凸 | 〃 | ||
軽量Wボード36 | 910 | 1,820 | 13(8+5) | 片面凸 | 13kg(±5%) |
〃 | 18(8+5+5) | 両面凸 | 〃 |
最大車両荷重120トンです。
Wボード48 片面凸/両面凸
Wボード36 片面凸
Wボード36 両面凸
Wボード1m×2m 片面凸
Wボード1m×2m 両面凸
軽量Wボード48 片面凸/両面凸
軽量Wボード36 片面凸/両面凸
使用事例

- 田んぼ や イベント
- 芝生養生
- 仮設置き場
- 駐車場
- 建設現場
- レジャー施設
鉄の敷板は価格が高いことや重いことが難点です
樹脂製敷板は取扱しやすく関心があつまっています。
Wボードの特徴


- 軽量
- 騒音緩和
- 耐水性
- 加工可能(切断)
- 色が豊富
重さは「軽量Wボード36」(910×1820)で1枚13kgと軽量です。
人が運ぶことができる重さでクレーンなどの重機が必要ないです。
トラックが侵入できない場所にも運ぶことができます。
柔軟性があるので騒音を軽減できます。
鉄板と比べると設置作業がしやすく騒音も少なくてすみます。
切断が可能。
樹脂製なので設置場所にあわせて切断して加工することができるため
見栄えよく敷き詰めることができます。
様々なカラーバリエーション。
色は黒だけでなく異なるカラーも生産しています。※(受注生産)
Wボードの凸部分
「Wボード36 910×1820 両面凸」 の凸部分について確認しました。

凸5mmの面です。

凸2mmの面です。
最後に
(株)ウッドプラスチックテクノロジーの「Wボード」を見ていきました!
不整地にちょっと敷板を使いたいときなどによさそうです。
また切断加工ができるので車の荷室に敷いたり、不整地を走る際のぬかるみの脱出ツールとしてもよさそうです。
他にも製品コンセプトを農業分野としたDiban(ディバン)という製品もありました。
価格がさらに抑えられ、軽量なことがメリットです。