通常のビニールハウスより、一回り小さいビニールハウスをミニハウスと呼んでいます。
ミニハウスに使用している農業用ビニール(塩ビ)の張り方や寸法などを確認しました。
ビニールの張り方
ミニハウスのビニールの張り方は2種類ありました。
ビニールを2枚使う張り方
![](https://temoblog.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_0922-コピー-8-800x600.jpg)
画像の黒い線がアーチパイプだとします。
ビニールは天井で吊るし、片側までたらします。反対側も同じように天井で吊るしてたらします。
ビニールは天井で吊るせるようにハトメ穴がついています。
ビニール1枚の張り方
![](https://temoblog.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_0922-コピー-8-コピー-800x600.jpg)
ビニール1枚で全て被してしまいます。ハトメ穴がいりません。
ビニールのサイズ
ビニールサイズは幅が規格で決まっていて、長さは1m単位のオーダー加工になります。
一般的にはハウスの間口方向をビニール幅にして、ハウスの奥行方向をビニール長さとしてオーダーします。
幅を決める
今回のアーチパイプの長さは片側2750mmでした。
地面に30cm程度パイプが埋まっているとして
片側のアーチは2450mmになります。
![](https://temoblog.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_0922-コピー-9-800x600.jpg)
2枚のビニールを使って天井で吊るす張り方ですと 2450mm以上のビニール
1枚で被せてしまう張り方ですと 倍の4900mm以上のビニールが必要なことがわかりました。
ビニール幅の規格を調べたところ
2450mm の近いビニール幅の規格は 「2.7m幅」
4900mm の近いビニール幅の規格は 「5m幅 または 5.4m幅」 でした。
長さを決める
長さはハウスの奥行の長さ分でした。
感想
2750mmのパイプと3000mmのパイプの見分けは難しいです。
ハウスの天井が170cmくらいであれば・・・片側2.7m幅
170cm以上っぽいのであれば・・・片側3m幅
というふうに見分けるポイントがあるようです。