前の記事でビニペットやオキペットなどは用途に合わせて材質が選べることを説明しました。
具体的にどんな材質が使われているのでしょうか。
この記事ではビニペット製品の材質を紹介します。
4種類の材質
材質は主に4種類に分かれて商品化されています。
1.スチール

鉄を亜鉛でおおい、腐食しないよう表面に膜(メッキ)を作ります。農業に限らず屋外で使われる構造物に広く使われています。
2.ホワイト

亜鉛メッキに他の元素(アルミニウム合金)を加えて、より耐食性を向上させた材質です。
亜鉛に他の元素を添加する技術は広く普及しています。
3.カラー

ビニペット製品の標準(スチール)に樹脂塗料をおおい、焼き付けることで被膜が硬化しています。
耐食性が非常に優れています。
4.アルミ

アルミニウム表面には薄い酸化被膜があり、この被膜がアルミを腐食させない役割をしています。
アルマイト加工は、この酸化被膜を人工的に生成させて耐食性をあげる加工になります。
商品の呼び方

例として商品「ビニペットEX」の各素材の商品名を紹介します。
- 1.スチール → ビニペットEX
- 2.ホワイト → ホワイトビニペットEX
- 3.カラー → カラービニペットEX
- 4.アルミ → アルペットEX
最後に

環境や用途に合わせられるようになっていました。
亜鉛メッキ鋼板は工業地帯や海の近く(潮風)だと耐久性が低下するようです。
その場合は他の素材を検討するのもいいかもしれません。
参考になれば幸いです。ありがとうございました!