雪が積もると潰れてしまうのでは・・・そんな場合は支柱を立てて強度をあげましょう!
今回はビニールハウス(パイプハウス)に使用する支柱を紹介したいと思います。
ビニールハウス積雪の弱点
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ビニールハウス(パイプハウス)の間口(妻面)は、縦柱がありますので潰れる心配はありませんが
ビニールハウスの奥行方向、真ん中は縦柱がないので積雪で潰れてしまうことがあります。
ハウスの奥行が長いほど心配です。。。
支柱部品
![](https://temoblog.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2025.jpg)
今回紹介する支柱部品の写真です。
支柱天井についているのが 「上部金具」
支柱真ん中についているのが 「パイプストッパー」
と言います。
支柱のパイプは2本の異なるパイプ径を使用します。
「上部金具」
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天井の支柱受けです。
本体にクサビを差し込み固定する仕組みになっています。
取り付ける直管パイプの径は19用、22用、25用があります。サイズ別にクサビの形が大きくなります。
支柱は48.6mmのパイプまで入れることができます。
ハウス内側から取り付けるのでビニール、フィルムは張ったまま取り付けることができます。
![](https://temoblog.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2019.jpg)
支柱を使わないシーズンでも上部金具は取り付けたままでいいので楽です。
「パイプストッパー」
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支柱のパイプは2本の異なるパイプ径を使用します。
パイプストッパーは1本のパイプに固定します。
写真の状態からすると
地面側のパイプ径が25mmでパイプストッパーが付いているパイプ径が22mmです。
25mmのパイプの中に22mmのパイプを入れます。
この状態だと22mmのパイプはスルスルと落ちてしまいます。
パイプストッパーを22mmのパイプに固定します。
パイプストッパーが引っかかりになり落ちなくなります。
![](https://temoblog.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2028.jpg)
単体で見た様子です。この状態でひと回り小さいパイプに入れます。
![](https://temoblog.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2029.jpg)
クサビを外した時のパイプの食い込みの様子です。
耐荷重は約200kgです。
外した時のパイプを見るとしっかりパイプに食い込んでいることがわかります。
最後に
![](https://temoblog.com/wp-content/uploads/2019/12/IMG_2025.jpg)
作業性が良いので、シーズンが過ぎたらすぐ片づけることもできます。
「上部金具」は外さなくても良いので特におすすめです。
最近は異常気象でたくさん雪が降ったりしますので積雪対策はやっておいた方がいいかも。。
参考になれば幸いです。ありがとうございました!